ピアノは何歳から始めるのが良いのでしょうか。

一番ベストな時期は”文字に興味を持ち出すころ”と私は考えます。

これはちょうど、脳科学者・澤口俊之さんが「ピアノが脳にいい!」と断言する理由

脳科学者・澤口俊之が「ピアノが脳にいい!」と断言する理由

の中で「5歳~8歳ころがより効果的です。」と述べられているのと一致します。

でも一概にはそうとも言えません。

大人になってからピアノを始めた方でも十分に楽しむことが出来ます。

そして、さらに良いことは 脳科学者・澤口俊之が「ピアノが脳にいい!」と断言する理由の中でも、

「ピアノを弾くことによってHQが高まり、このことは大人になっても、
子どものころほどではありませんが大人なりの効果はのぞめますよ!」

と書かれています。

これは嬉しいことですね。

ピアノを習わせたいと思う時、いきなり個人レッスンはハードルが高いと思われるのでしょうか、

ピアノを習う前に、試しにグループレッスンから始める方法があります。

でも、ピアノは基本ひとりで弾くもの。やはり個人レッスンが上達の一番の近道ですし、一番学習効果が高いです。

リトミックと呼ばれているグループレッスン。

広い意味で「音」、「リズム」、「メロディ」、「ハーモニー」を感覚的に学習するのは

0歳から可能です。産まれてすぐからでも体験してほしいところです。

音楽に合わせて体を動かす・簡単な楽器に触れるなど身体全体で表現すること

いわゆるリトミックとして0歳からレッスン出来るものとして人気の習い事でもあります。

グループでのレッスンが主流で、同じような年齢の子供を持つママ達も一緒に楽しめるようです。

でも、わざわざ習いにいかなくてもお家で出来る親子のコミュニケーションで似たようなことができます。

例えば、いつもテレビがついたままというのではなく、童謡や歌などを聴かせてあげたり、

親子で手と手を合わせて簡単な手遊びをしたり、一緒に歌を歌いながら散歩したり・・・・・

音楽を身近なものとして日常に取り入れるだけでリトミックとなるのです。

ピアノを弾くということ。

ピアノという楽器は子供も大人も同じ大きさの楽器を使用します。

バイオリンのように1/4サイズや1/8サイズのように身長に合わせたサイズはありません。

極端に言えば身長180センチ以上の男性も100センチほどの幼稚園児も同じピアノを弾きます。

なので、ある程度の手と指の大きさや感覚が必要になってきます。

あまり年齢のいかない2、3歳児には無理なこととも思えますが、一本の指でもピアノの音は鳴らせるので、

まだつかまり立ちもやっとの小さいお子様でも、ピアノに興味を持つお子さんにはいっぱいピアノを触らせてあげてください。

(私の子供も小さいころ、ピアノの鍵盤が自分の頭の上にあって見えないのに、
触ると音が鳴るので面白がってよく鳴らしていました)

大きくなってからピアノを習うのは遅い⁇

小学生高学年くらいになって初めてピアノを習いたいと言われる方はきまって

「今からでは遅いでしょうか」と聞かれます。

決してそんなことはありません。

楽譜を読む力をつける。そしてそれを音にする。自分の指で音楽を奏でる。

なんと素晴らしいことでしょう!

もちろん大人になってからでも大丈夫です。

ピアノを通して音楽を楽しめたら良いですね。