「やる気スイッチ」テレビのCMでよく耳にしましたね。

お掃除ロボットがスイッチ一つで部屋中を綺麗にしてくれるように

スイッチ一つでさっさと勉強し始めるスイッチが子供にあったなら・・・

まあこれは冗談ですが(笑)

でも残念ながら親が押せるやる気スイッチはどこにもありません。

やる気スイッチは、子供自身が「ここ!」と思ったときに自分自身でカチッ!と押すのです。

ではいつ、子供が「ここ!」と思うのでしょう?

それは好きなこと、興味のあることに出会った時です。

その時、子どものやる気が出るように親ができることとは。

 

幼児期の家庭での教育が大切

親は子どもが何に興味を示すのかを見極めることが大切です。

子供は好きなこと、楽しいこと、嬉しいことには一生懸命取り組みます。

幼児期からいろんなことを見せたり、体験させたりして

子供の好きなことを伸ばしてあげると良いでしょう。

 

1歳から2歳くらいの幼児期にできる一番大切なこと

それはたっぷりの愛情と家庭でのしつけです。

子供の目をしっかりと見てお話しをし、いっぱいのスキンシップをして

子供と共に過ごす時間を大切にしましょう。

そしてきちんと挨拶ができること。

例えば「ありがとう」と言えたり、悪いことをしたら「ごめんなさい」が言えたり。

生きていくうえでの一番の基礎となることです。

おもちゃや他の何かに夢中になっているときは、途中でとめないでそばで見守りましょう。

子供の一生懸命は集中力を育てます。

そして情緒や感性を育むために、本を読み聞かせたり、音楽を聴かせたり、自然と触れ合ったりして

心を豊かにしましょう。

これらのことを家庭でしっかり学ぶことがその後のスムーズな成長へとつながります。

3歳から幼稚園に通う頃に大切なこと

幼稚園に通い始め、園の先生や他の子ども達との関りを通して社会性が身に付いてきます。

様々な場所での大人やお友達との関り、遊び、目に触れる全てのことが教育となります。

この時期の子供はいろんなことにチャレンジします。

その中で親は子供の得意とすることがらや、好きなこと、興味のあることを見つけ、

それを伸ばしてあげたいですね。

このころになると何か習い事をさせたくなるのではないでしょうか。

習い事も子供のやりたいことを見つける一つの方法です。

絵が好きならお絵描き教室。身体でリズムをとってるようならダンスが良いかも。

音楽が好きならピアノなど。

 

子供が大きくなってからでも親ができること

子供自身が

やってみた➡できた!!➡嬉しい!!

もっとやりたい!➡うまくなりたい!

と思う。

それこそが「ここ!」やる気スイッチなのです!

いろんなことにチャレンジしてみて、できた!という喜びは、

次にまた頑張ろうという意欲につながります。

そんな時に親は、すごいね!頑張ったね!もっとできるよ!などの

暖かい愛情たっぷりの言葉をかけてあげてください。

そうすれば子供は安心して自分の能力、才能を伸ばしていけるのです。

でも上手くいかない時、挫折することもあるでしょう。

そんな時は親も一緒に気持ちも落ちそうになりますが、

そういう時こそ、大丈夫!頑張ったらできたじゃない!もう一度やってみよう!

と励ましてあげてください。

そういうことの繰り返しで子供は一段と成長します。

まとめ

♪幼児期に興味を示すことを一生懸命させて集中力をつけましょう。

♪いろんなものに触れ合い、心を豊かに感性を育みましょう。

♪子供に好きなこと、興味のあることが見つけられたときに愛情もって応援してあげましょう。

 

そうすれば子供は自分でやる気スイッチを押し、安心して大きく羽ばたけるのです。