ピアノを習わせ始めたけれど、

どうやって練習させたら良いのかしら？

練習時間はどれくらいかしら？

などなど。

疑問を持たれている方が多いことと思います。

やはり、練習は毎日、そして練習時間が多いほど上達への近道となります。

先日、教室内で「ピアノの練習」に関するアンケートを行いました。

皆さん、快くアンケートにお答えいただき、

ご希望の方にはカウンセリングもさせていただきました。

アンケートの内容は

お持ちの楽器は？

練習は週に何日？

練習時間は？

と簡単な内容でしたが、

結果を見せていただくと、生徒さんそれぞれの環境や

ご家庭でのピアノに対する取り組み、姿勢、などが

僅かではありますが感じられ、とても参考になりました。

アンケート結果

お持ちの楽器は？

　　グランドピアノ　　　6％

　　アップライトピアノ　3％

　　電子ピアノ　　　　　73％

　　キーボード　　　　　12％

　　その他（購入予定他）6％　

練習は週に何日？

　　毎日　　　　　　　　18％

　　ほぼ毎日　　　　　　24％

　　週に０～２日　　　　15％

　　週に３～５日　　　　43％

練習時間は？

　　０～10分　　　　　　24％

　　11～20分　　　　　　24％

　　21～30分　　　　　　43％

　　31～60分　　　　　　9％

そしてカウンセリングを希望された方は40％でした。

結果は、ほぼ予想通り。

やはり圧倒的に電子ピアノが多く、

練習頻度や時間も、学年が上がるほど多い結果となりました。

楽器は、出来ることなら電子ではないピアノで練習していただきたいですが、

それぞれのご家庭の事情もありますので無理は言えません。

最近ではピアノを置くことを禁止としているマンションもあり、

日本は芸術に対しての価値観が低い！と残念でなりません。

カウンセリングをさせていただいて

それぞれの生徒さんに合った練習の仕方、練習時間の増やし方や、

声掛けの仕方、お子さんとの接し方などお話しました。

お話の中で、皆さんがおっしゃってくださいましたことは、

ピアノと良い関係を、そして長く続けて欲しい、

人生の支えとなって欲しいなど。

これらのことは、私がいつも強く思っていることで

ご父兄の皆さんも同じ様に思っていただけていることを

とても嬉しく思いました。

カウンセリングを希望されなかった生徒さんには

直接生徒さん本人と、練習の仕方や練習時間の作り方などを

レッスンの中で分かりやすいようにお話しました。

これらのことは、これからも折に触れて続けようと思います。

ピアノという習い事。

今や、英語やスイミング、塾、そろばん等々と横並びと思われがちですが、

ピアノやその他の芸術と呼ばれるものは、少し違います。

単にピアノを弾くテクニックを習得するだけでなく

感性や表現力、忍耐力などを養います。

どんな小さいお子さんでも、ピアノに触れると

それはもう立派な芸術家です！

ピアノと出会った小さな芸術家たちが

将来に向けて花開くよう、精一杯応援し、

頑張って指導させていただきたいと、

今回のアンケートでより一層、強く心に誓いました。