ピアノがうまくなりたい!

ピアノをポロロロ~ンと気持ちよく弾きたい!

また、自分の子供にはピアノが弾けるようになって欲しい!等々

ピアノに憧れを持つ方なら誰しもが願うことですね。

ではピアノが上手に弾けるようになるにはどうしたらよいのでしょうか?

先ず第1に、練習です。

でも、ただ練習するだけでは面白くもなんともありません。

また、機械的な練習方法では長続きしません。

ではどうすれば良いのでしょうか。

レッスンでは、小さいお子さんにはなるべく具体的に

「右手〇回、左手〇回、両手〇回、練習してね」

と言います。

   1曲が短いので、(4~8小節くらい)

   出来ないところを何回も練習するといった

   練習方法には無理があります。

そして、短い曲でも必ずメロディーがあります。

メロディーの部分を一緒に歌って

「今、歌ったところはお歌(メロディー)よ。

お歌のところだけ、お歌を歌ってるように弾いてね」

といいます。

すると、小さいお子さんは

歌いながら メロディーを注意深く弾きます。

特に幼児さんにとって、歌うというのはとても大切なことです。

歌うことによって、その曲がどのような曲なのか

楽しいのか、弾んだ感じなのか、寂しいのか・・・など

様々な感情が、たとえ短いメロディーのなかにも感じ取れるのです。

曲の感じが、「あぁ、そうなんだ!」と感じられるようになると

弾くのが楽しくなります。わかると楽しいのです。

年齢が上がるとともに「お歌は心の中でね」ということもありますが

歌う気持ちはとても大切です。

レッスンでは、このような練習の仕方を伝えます。

さて、お家ではどうでしょうか。

第2、お家での練習の時、親はどう接すれば良いの?

以前、教室の皆さんに簡単なアンケートを取り、

ご希望の方と、カウンセリングをしました。

カウンセリングの際、殆どの方とお家での練習について

親はどのように関われば良いのか、というお話になりました。

はっきり言って、お子さんの年齢、性格によって変わりますが、

一つ共通して言えることは、

ご家族の方が、

お子さんがピアノを習っているということに協力し、

関心をもっていて応援している、ということが

お子さん自身に感じ取れているという事ではないでしょうか。

幼児さんの場合は、

お母さんがそばにいてくれると嬉しい!という気持ちから

ほぼお母さんが横について、という練習になると思います。

年長さんくらいになると

お母さんの声掛けだけで一人で練習できるお子さんもいますが、

自ら進んでというのは難しく、やはり声掛けが必要です。

中には、小学中学年くらいになっても

お母さんがそばにいて欲しいお子さんもいます。

お母さんにしてみれば、もうこんなに大きいのに、

いつになったら一人でできるの?と思われるのですが、

お子さんが望むのであれば、一緒についてあげて下さい。

密に関われるのもあと数年のこと。

思春期になれば、寂しいですが自然と離れていきます。

それぞれのご家庭の接し方があり、

それぞれの皆さんに合った接し方、練習の仕方、

また、ピアノの置いてある場所などいろんな角度から、

お子さんに合った接し方のアドバイスが出来るかなと

今回のカウンセリングを通して感じました。

カウンセリングは年に2回くらい実施したいと考えています。