あなたは子供の才能の芽を無意識に摘んでいる!?

あなたは子供の才能の芽を無意識に摘んでしまっているかもしれません。

え、、そんなことは無い!?

たとえば

・勉強が大切、勉強してから遊べばいいわ、と思っている。
・勉強したがらない子供につい「やりなさい!」と言ってしまう。
・子供にあなたは〇〇だから、と決めつけた言い方をしてしまう。
・いい学校を出れば、いい会社に入れて、将来安定して幸せになれる、と思っている。
・子供には◯◯させたい。
・遊びは1日1時間まで。

このようなことに心当たりがある方は要注意です。

私の好きな動画でロケット開発をしている植松努さんのスピーチがあります。

20分ほどの動画ですが、ぐっと惹きつけられる内容です。
是非見てみてほしいです。

この動画を見て、気づかされたことがあります。

動画では登場する先生が「お前にはどうせ無理だ!」と子供の可能性を潰してしまうのですが、
私たち親にとっても同じことが言いえるのではないでしょうか。

子供の才能を開花させる1つのこと

私たちが子供のためにできることは何でしょうか。

子供の才能を開花させる一言があります。

それは、子供を認めて、本音で褒めてあげることです。
それ以上でもそれ以下でもありません。

・・・なんだ。当たり前のことじゃない。

とがっかりされた方も多いと思いますが、
驚くくらい、本当に実践できている人は残念ながら少ないです。

褒めてあげることで子供に自尊心が芽生えます。
自尊心とは自分を肯定する心です。

動画でも語られていますが生きていくためには「自信」が必要なのです。

だから子供の言う事を親の経験則で簡単に否定してはいけません。
子供の「好き」を奪ってはいけないのです。

もしゲームが好きなら1日中遊ばせてあげればいいのです。
マンガが好きなら1日中読ませてあげればいいのです。

私の息子はゲームが好きで、ゲームクリエイターになりました。
まさかそんなことになるとは全く想像していませんでした。
だから「好きなこと」を無駄と思わずに飽きるまでさせてあげてください。

近い将来、誰でもできることは機械(AI)がやってくれるようになります。
嫌なことや、大変なことはどんどんAIがやってくれます。
だから誰でもできることに価値は無くなります。

そうなれば、みんな「好きなこと」に集中できるようになります。
反面、誰でもできることは、する必要がなくなってしまいます。

世の中はどんどん便利になっていきます。

今から15年前にスマートフォンがこれだけ普及していることを誰が想像できたでしょうか。
そしてスマートフォンがエアコンを操作したり、お留守番しているペットの様子が観れたり。

便利というのは効率化です。

・・・少し話がそれましたので話を戻します。

子供の才能を開花させるもう1つのこと

子供の才能を開花させるために、もう1つ大切なこと

子供の可能性を奪わない方法は「認めて、褒めてあげること」と書きました。
でも甘やかせばよいということではありません。

もう1つ大事なことがあるのです。

それは愛情もって怒るのではなく叱ることです。

怒るは自分の感情です。
叱るは相手のためです。

子供が間違ったことをしたとき怒ってしまっていないか
一度、胸に手をあてて考えてみてください。

相手のためを思って叱っているのか、怒ってしまっているのかは、
必ず子供に伝わります。

なぜ、このようなことを書くのかというと、
人間の性格は幼少期の頃に形成されるからです。

心理学では、子供の人格や基本的な性格が形成されるのは0才~3才、
または6才位までと言われています。

言わば幼少期の周りの人の関わり方によって、子供の性格の大部分が決定します。

一般的な子供の生活は以下の3つの人で構成されます。

・家族(両親、祖母、兄弟、姉妹)
・学校の先生
・友達

これら3つの構成で過ごす時間が大半であることがわかります。

この中で、意識して良くしていけることは何でしょうか。
それは言うまでもなく「家族」です。

いくら良い場所に引っ越したからといって
良い先生や良い友達に恵まれるとは限らないからです。

もちろん治安や周りの環境でなるべく良いところを探すことはできますが、
確実なものではないです。

子供に好きなことを見つける機会を与える

私はたまたま自分の息子にたくさんの習い事をさせました。
習字、水泳、ピアノ、少林寺拳法、ボーイスカウト、公文式、パソコン教室・・・etc

その中で無理矢理させたものは1つもありません。

振り返ってみて思うのは、たくさんの機会を与えてあげることで、
「子供の好きなことが見つかるきっかけ」を与えてあげることができた。
そう考えています。

沢山の習い事をしたことで子供に「自分に合う事、合わないこと」を
気づかせてあげることができたのです。

何でもやってみないと好きなのか、嫌いなのか分からないです。

やる前から好きなことって、ほとんど無いと思います。
食べ物でも食べてみて、初めて好きか嫌いかが分かります。

だから続かないかもしれないけれど、子供には沢山の経験をさせてあげてください

その経験は必ず子供にとって一生の財産になります。

まとめ

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

子供のためには
・認めてあげること
・褒めること
・間違ったことをしたら叱ること
・好きなことを見つける機会を与えてあげること

この4つを実践することが親として大切なことです。
言うのは簡単ですが、実践するのはとても難しいことだと思います。

でも子供の可能性を拡げるのも、狭めるのも親次第なのです。

できることから1つずつ、はじめてみてはいかがでしょう。