せっかくピアノを買ったのに、お家ではピアノの練習をなかなかやろうとしない。
自ら進んでピアノの練習をしてくれたなら!
こんなに嬉しいことはありませんね。
でも、なかなかそうはいかないもの。
ではどうすればお家での練習が出来るようになるのでしょうか。
それは目標があったり、練習をすることで何か励みを感じられたとき、
頑張ろうという意欲がわき、練習するという行動につながるのです。
目標があれば頑張れる!
毎年、ピアノの発表会を開催しています。
発表会の曲の練習を始めると,生徒さんの中に決まって必ず、
今までとは明らかに違う変化を見せる人がいます。
普段はそれほど練習するタイプではないのに
発表会の曲を渡したとたんに
俄然張り切ってさっさと譜読みをし、弾きこなそうと頑張ってくるのです。
いつもより難易度の高い曲を渡したにもかかわらず・・・
発表会に出るという目標が、頑張らないと!という思いに繋がったのでしょう。
こういったことは発表会だけでなく、
小さな目標として日々の練習にも取り入れることができます。
家族や先生の励ましがやる気を引き出す。
年齢によっても違いますが、
幼児さんから小学生くらいの生徒さんなら
練習して弾けるようになったら、ママが褒めてくれた!先生が頑張ったねと言ってくれた。
花マル💮がもらえた ♪ シール貼ってもらった ♪ とか・・・
頑張ったら、ほめてもらえて、花マル💮ももらえて嬉しい!という思いが励みになり、
また頑張ろうという意欲にもなり、頑張ったらできた!という達成感を得ることが出来ます。
中学生以上なら
ここまで続けてきたという自信と、〇〇の曲が弾けるようになりたいとか
保育士になりたい、とか具体的な目標がたてられるようになり、
その目標に向かって頑張れます。
家族の協力が大切
ピアノの練習には、ピアノを取り巻く環境も大切です。
ピアノが置かれてる場所がリビングで、他の家族がテレビに夢中。
そんな中ではなかなかピアノの練習に身が入りませんね。
リビングにピアノがあるなら、練習中はせめてテレビは消して。
幼児さんなら横に付き添ってあげられればベストです。
何も言わないで、ただそばに座っているだけで十分です。ピアノの知識はいりません。
付き添わなくても、ママは用事をしながら聞いてるよ!とか・・・
ママも一緒よ!という声かけで子供は安心して物事に取り組めます。
そんなとき、間違った!とか、それダメとか注意しないでください。
間違っててもダメでもそっと見守ってください。
悪いところは先生がちゃんと直してくれます。
本人、家族、先生の連携がうまくかみ合ってこそ、
練習がスムーズにでき、良い方向に導いていけるのですね。
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