いつもニコニコしていて、

毎週同じペースで練習が出来ているAちゃん。

先週はご機嫌でレッスンできたのに、

今日はなんだか浮かない表情のBちゃん。

気分にムラのある子と気分が安定している子の差はどこにあるのでしょうか。

それは親子関係が大きく影響しているのです。


親子関係がうまくいっている家庭のお子さんは安定している。


ピアノ指導をしている関係で、たくさんのお子さんやそのご両親と関わり、

いつも感じていることですが

レッスンに付き添う方、また付き添わなくても、

常にお子さんのピアノレッスンに関心を持ち、

お家でのレッスンにも協力的なご家庭のお子さんは、

いつもきっちりと同じように練習ができていて、スムーズに伸びていきます。

こういうことはピアノレッスンだけでなく、

他のことでも言えることではないでしょうか。

お子さんに常にたっぷりな愛情と年齢に応じた声掛けや手をかける、目をかける。

こういったことがしっかりできている家庭では

お子さんの気持ちが安定していて伸び伸び成長していける

つまり、親子関係がしっかりしていることです。


親子のコミュニケーションが大切

家庭と仕事の両立、慌ただしく忙しい生毎日。

日常に追われ、お子さんを育てることで精いっぱい。

このままでいいのかしら・・・と思いつつ、

毎日が過ぎていくのではないでしょうか。

お子さんの可愛い寝顔に、ごめんね と反省することも。

忙しい毎日、親子で過ごす時間が短くても

そのわずかな時間を大切に。

子供としっかり向き合って会話をする。

一緒に遊ぶ。

簡単な家事を一緒にする。など

コミュニケーションをはかりましょう。

時間ではなく、わずかな時間でも愛情たっぷりの

質の高いコミュニケーションが取れるように工夫してみましょう。

子供は忙しい時に限って、「ママ!見て見て!」「ママ!抱っこして!」

そして急に熱を出したり・・・

皆さん、こんな経験あるのではないでしょうか。

なんでこんな時に!?と思うでしょう。

子供は忙しいママを見て不安を感じているのでしょう。

こんな時こそ、しっかりと目を見て話したり

ぎゅっと抱きしめたりしてあげてください。

そうすれば、ママの愛情を感じ、情緒が安定するのです。


思春期も怖くない!

幼児の時から、両親に愛されている!守られている!と感じ、

親子関係がうまくいっている家庭のお子さんは

思春期に反抗的になることもありますが、

これは誰しもありえること。

非行に走ったりすることはありません。

いつもあなたの見方よ!見守ってるよ!という愛を注いでください。


幼児期の間にたっぷりのスキンシップを!

子供との関わり方は年齢によって変わります。

スキンシップが出来るのも、赤ちゃんの時期から幼児期、

せいぜい10歳くらいまでではないでしょうか。

そう考えると貴重な10年間。大切に過ごしたいですね。