ピアノ上達の近道は、同じことを何回も繰り返すこと!

ピアノ上達の近道は、同じことを何回も繰り返すことです。

えぇ~!?同じことばっかりやっていて上達するの?

ピアノを習っている方、または、

ピアノが弾けることに憧れを持っている皆さんは驚かれたことでしょう。

そうなんです。同じことを繰り返し何度も練習すると

知らず知らずのうちにピアノが上達します。

ピアノの練習方法は漢字を覚えることや本を読むことと似ている

ピアノの練習はちょうど小学一年生が、

初めて漢字を覚えていく作業と似ています。

最初は簡単な「一」や「|」から始まり、

やがて「上」「下」などから少しづつ画数の多い漢字へと進みます。

その時、漢字ノートに「上」という字を


何回も書きます。 覚えられるまで書きます。

覚えられたら、「上」より少し難しい漢字を覚えていきます。

こういう作業を繰り返しながら、少しづつ難しいことを取り入れていきます。

ピアノの上達にも同じことが言えます。

いきなり難しい曲を四苦八苦しながら弾くより、

少し簡単と思える曲を何度も繰り返し練習するほうが、

練習するのも楽で、たくさんの回数を練習するのも苦になりません。

難しい曲だと、一回弾くだけでも大変!

何回も弾くなんてとんでもない!ということになってしまいます。

大切なことは、何度も繰り返し練習するということです。

回数多く練習すると自然とテクニックも伴って上達します。

ちょっと難しい表現になりますが

回数多く弾くと余裕が出来、曲の内面にまで踏み込んで理解できるようになります。

それと、少し簡単と思える曲を、一曲だけでなく、

数多く、できるだけたくさん何曲も練習します。

これは本を読むことと似ています。

毎日たくさんの本を読む人は、あまり本を読まない人に比べて

本を読むスピードが速いです。

本をたくさん読むように、たくさんの曲数をこなし、

またその曲を、覚えるまで漢字を何回も書くように、

繰り返し練習すれば上達すること間違いなし!

レッスンで気を付けていること

ピアノ教室の生徒さんには、出来るだけたくさんの宿題を出し、

レッスン中に出来るまで何回も弾いてもらい、

お家に帰っても困らないように、ひとりでも楽しく練習できるよう工夫しています。

そうするとお家でしっかり復習でき、次のレッスンでたくさん花マルがもらえます。

花マルがもらえると嬉しいですね。嬉しいとまた頑張ろうと思えます。

簡単なことをたくさん!がモットーですが

発表会の曲だけは、少し背伸びした難しい曲を練習してもらいます。

どんどん新しい曲を練習する普段とは違い、

年に一度の発表会の曲は、長い期間をかけてみっちり練習します。

たまにはこういった練習も必要です。

発表会という目標にむけて、いつもとは違った頑張りが見えます。

発表会が終わると、みんな一段も二段もステップアップしているのが感じられます。

このことは、普段の地道な練習があってこそ

年に一度の、背伸びした練習が成り立つと確信しています。